サラシノミカドヤモリは突然死する、と言われることがありますが、主な原因はカルシウム不足かと思われます。
サラシノミカドヤモリはよく「クレスと同じ飼育方法でいいよー!」など言われますが野生下では全く異なる生活環境にいます。
クレスが主に昼間樹上で日光浴をするのに対し、サラシノは地面近くで日光浴をする為D3の摂取量が多くなり、結果カルシウム生成量が増えます。
かわいそうですがうちの個体で実験した結果を載せます。
・左:UVBライトなし
・右:UVBライトあり
どちらも同じ餌、カルシウムD3なしを与えています。
このようにかなり明確に差が出ます。
特にベビーや、卵の生成をするメスは不足しがちになります。
カルシウム不足の兆候としては手足の震え、瞳孔が開きっぱなしになるなどがあります。
もし、ライトを当てないで飼育するのであればビタミンD3入りのカルシウム剤があると良いかと思います。
これくらいライトに当たりにきます。
では。